HISTORY OF THE GALAXY

遠い昔、遥か彼方の銀河系で

トゥオン・ケティでの狩り

 これはナブー危機よりそれほど遠い昔では無い頃に起こった出来事である。


惑星トゥオン・ケティ。沼地の惑星であり、大気組成は生物に向いているとはいえず何らかの呼吸装置が必要である。そしてなにより


ラスターの生息地である。


冒頭に述べた時期に、少なくとも5人のハンターが依頼を受けてラスター狩りにこの惑星を訪れている。残念ながらこのうち4人のハンターがラスターに捕食され死亡し、男性のザブラク一人のみが生き延びた。しかしこの銀河ではありふれているような惨事にも1つ特筆すべき点がある。

 それは生き延びた男性のザブラクが後世「ダース・モール」として知られるシスの暗黒卿であったことだ。彼は既に師であるダース・シディアスから教えを受けており、このラスター狩りには自己の鍛錬と娯楽のために参加していたようである。よって彼はこの狩りに際して、ライトセーバーではなく斧型のバイブロブレードを使用して他の4人のハンターを捕食し、自身にも襲いかかってきた2匹のラスターを討伐した。


(※尚、死亡した4人のハンターとダース・モールが同じグループであったかどうかは定かではない。ダース・モールのみ独自でトゥオン・ケティで修行を行っていた可能性もある。)


出典:スター・ウォーズ:ダース・モール